天国で逢おう

東京に戻ってきました。ふとしたことで”天国で逢おう”というドキュメント番組を
見ました。80年代後半から90年代中頃まで、世界の海で活躍してたプロウィンド
サーファーの飯島さんは、2002年6月に肝臓ガンと宣告された。
大手術や肝移植断念を経て、徐々にうつ病パニック障害を併発、
1年以上「死」よりも過酷な体験に苦しむことになる。
そして2004年5月、医師より「類血管内皮腫と血管肉腫」と診断され、
余命6カ月の宣告を受けた。番組を見て涙が出た。思い出しただけでも涙が出てくる。
死を宣告されて最初は極度のうつ病になるも、次第に自分を取り戻し、
奥さんと4人の子供に病床から気丈な態度で接している。
いや、気丈ってことばですら陳腐に聞こえるかもしれない。
ぼくのことばで彼の生き様は到底言い表せない・・・。人は死と向き合って、
これほど前向きにこれほど背筋を伸ばして生きれるものなのかと思うと、
ほんとに涙が止まらなかった。彼は最期の地をターミナルケアの進んだ
思い出の地ハワイと決め、海の見えるアパートで今もなおがんばってる。
遠い異国の地へ精一杯のエールを送りたい。